Steinkopfの町の北側の山の斜面を見て、Google Mapによる航空偵察にも写っていた文字の謎がわかった。


白い岩で描かれた町の名前

 SteinkopfからはR7号線からR382号線に入り、Port Nollothを目指して西進する。R382号線は300番台の道路ではあるが、舗装されているのが嬉しい。Steinkopf付近にはE.filiflora(魔女の簪)が分布しているはず。町の西側の山の麓で索敵すると、E.mauritanica(蒼竜)やメセンなどが見られた。


蒼竜


蒼竜の枝をアップで


Cheiridopsis denticulata(氷嶺)


名無し3−2−1

 ちょっと移動してまた索敵。多肉植物がいろいろあるのは嬉しいが、肝心の魔女の簪が見つけられない。


名無し3−2−2


名無し3−2−3


名無し3−2−4


名無し3−2−5


Cheiridopsis peculiaris(翔鳳)1


翔鳳2

 魔女の簪を見つけられぬままR382号線を走り続け、すぐにAnenous峠に差し掛かった。相変わらず小雨が降ったり止んだりしている。ここでは激レア種のタコ物 E.pentops(白頭竜)の分布が報告されている。こいつはタコ物好きとしてはぜひ現地株を見つけたいところだ。植物の様子を見ながら何度か停車して索敵を行った。残念ながら白頭竜は発見できなかったが、緑枝類のゆーふぉ4種を確認できた。ここのE.spinea(魔針殿)はE.virosa(矢毒キリン)を見つけた所で見たE.lignosa(魔針竜)よりも棘がより長く、草姿がカッコイイ。他にはTylecodon wallichii(奇峰錦)やメセンの仲間などを見ることができた。


Anenous峠の景色1


Anenous峠の景色2


E.dregeana


E.sp(不明種)


魔針殿


蒼竜


名無し3−2−6


名無し3−2−7


奇峰錦1


奇峰錦2


Sarcocaulon sp.


Sarcocaulon sp.をアップで


Tylecodon paniculatus(阿房宮)

 Anenous峠を下れば、目指すPort Nollothまでは80kmほどだ。<続く>





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