SteinkopfからN7号線を南下する。運転しながら昨日Windhoekのガソリンスタンドの売店で買ったパイを食べる。味はパイバーガー。う〜ん、ペッパーステーキパイの方が美味いな。

 12時30分、18℃。O’Kiepの町を通過。さらに南下してわずか7kmでSpringbokの町に到着した。まずはスーパー SPARでお買い物。プチトマト・コーラ・水などを買い込む。そして、隣のガソリンスタンドで満タン給油。1リットル=12.92ランド(約129円)。遠征前に作ったタイムスケジュールからは大幅に遅れている。朝イチのスタックで大きく躓いたね。

 給油後に今度はN14号線で東へ。次の目的地であるCarolusbergまでは約7km。130km/hで走ると10分もかからない。


 ★★★Mission 02−3   ターゲットはこいつだ!★★★

 この地で狙うのはE.filiflora(魔女の簪)。1913年にHermann Wilhelm Rudolf Marlothによって記載されたタコ物(個人的には「広義のタコ物」ではあるが、「狭義のタコ物」ではないと考えている)。南アフリカ共和国 北ケープ州の北西部のみに分布している。2013年の遠征で1株のみ発見・撃破済み。


 iSpotのフィールドレポートでは、Carolusberg周辺の分布報告が多い。その中で最も行くのが簡単なこのレポートのポイントへ行こうと決めていたが、道の入口には私道だから入るなと書かれた看板が立っていた。


 そんなモノは無視して入っていく。こちとら地球の裏側から時間と金をかけて来てんだ。看板の警告文ごときじゃ怯まないし、見つかったところで言い訳なんぞどうとでも言える。車をゆっくりと走らせながら道沿いを索敵してみたが、潅木が多くてよく見えないし、魔女の簪がありそうな感じもしないので戻った。すると出口で土地の所有者らしき家族が乗った車とすれ違った。運転席のおっさんが睨みつけてきたが、無視してそのまま走り去る。

 Carolusberg周辺に分布しているのは間違いないので、N14号線を挟んでCarolusbergの町とは逆の北西に伸びる名も無き道沿いを索敵することにした。


E.spinea(魔針殿)


名無し2−3−1


Conicosia sp.


E.mauritanica(蒼竜)


Tylecodon wallichii(奇峰錦)


Kalanchoe sp.


名無し2−3−2


名無し2−3−3


名無し2−3−4


Cheiridopsis denticulata(氷嶺)

 15分ほど索敵して、お目当ての魔女の簪を見つけた。


魔女の簪

 ぽつんと1株だけ生えていて、周辺を探したけど他には見つからなかった。まあ、前回の遠征でも見つけているので良しとする。時間もあまりないし。


町はこっち!ゆーふぉはあっち!


左の画像の周辺の景色

 13時25分、18℃。用も無いのでCarolusbergの町には入らず、N14号線を東進する。<続く>





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