CarolusbergからN14号線をさらに東へ。次の索敵はAggeneysとPellaの間で行う予定なので、そこまでは130km/hで急ぐ。


 ★★★Mission 02−4   ターゲットはこいつだ!★★★

 この地で狙うのはE.namaquensis。1915年にNicholas Edward Brownによって記載されたタコ物。南アフリカ共和国 北ケープ州の北西部のみに分布している。E.multiramosa(轉輪王)は本種のシノニムであるという説、本種と轉輪王はE.friedrichiae(白鬼塔)のシノニムであるという説の2つがある。本物か否かわからないもので判断したくはないため、模式産地であるAggeneysとPellaの間で本種を狙う。



N14号線沿いの景色1


N14号線沿いの景色2


N14号線沿いの景色3


N14号線沿いの景色4


名無し2−4−1


名無し2−4−2

 N14号線からAggeneysへ向かう道との交差点を過ぎてからはスピードを少し落とし、道路の左右に目を光らせながら進む。遠征前の航空偵察とストリートビューによるチェックで、N14号線からPellaの町に向かう道に入ってそこから西に進んだエリアにあるのはないかと予想していたが、N14号線沿いで見つけることができればそれはそれで良い。


N14号線沿いの景色5


名無し2−4−3


名無し2−4−4

 走行中に道路左側の路肩に怪しい草姿の植物を見つけたので戻ってみる。やっぱりE.namaquensisだ!しかも2株ある。やったゼ〜!!!


これが本物のE.namaquensisだ!














E.namaquensisの分布地の様子

 見つけたポイントは、Pellaへの道とN14号線との交差点の西33.7km(Aggeneysからは測ってなかった)。模式産地で見つけた本物のE.namaquensis。轉輪王と比べると枝が太くて短いと思うけど、この程度の違いならシノニムと言ってもいいだろう。白鬼塔は実物を見たことないから何とも言えないけどね。いや、今は見たことない種だけれど、この遠征で必ず見つけてみせる!それにしても道路の路肩に生えているけど、造成工事なんかで重機に潰されなくて良かった。


N14号線沿いの景色6


N14号線沿いの景色7


N14号線沿いの景色8

 N14号線をさらに東へ。<続く>





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