16時05分、26℃。N14号線を東に走ってPofadderの町に到着。 ★★★Mission 02−5 ターゲットはこいつだ!★★★ この地で狙うのはE.rudis(仏掌閣)。1915年にNicholas Edward Brownによって記載されたタコ物(個人的には「広義のタコ物」ではあるが、「狭義のタコ物」ではないと考えている)。ナミビアと南アフリカ共和国 北ケープ州に広く分布している。E.braunsii(仏面キリン)のシノニムであるという説もある。2013年の遠征で撃破済み。 |
Pofadderで街路樹として植えられていたAloe dichotoma |
町の南につながるR358号線へ。前回の遠征では、市街地から3kmのポイントで仏掌閣を見つけた。当然、今回もそこを目指す。 16時15分、市街地から2km走った所の道路沿いで仏掌閣を発見。 |
仏掌閣 |
左の画像の株を真上から |
仏掌閣の分布地の様子 |
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周辺はもちろん、車で数百m移動しながら2〜3ヶ所で探したが、仏掌閣は3株ほどしか見つけられなかった。数はあまり多くないようだ。前回の遠征では懐中電灯による夜間の索敵で見つけることができたが、それがいかに幸運だったかということがわかった。 また、この辺りにはおそらくE.spinea(魔針殿)と思われる緑枝類が分布している。魔針殿はAnenous峠やCarolusberg周辺などでも見たが、他の分布地のものとは草姿が異なるのだ。この辺りのものは枝が太くて短く、そして硬い。どちらもそれぞれの良さがある。おそらくこの辺りの方がより乾燥しているため、生育に違いが出るのではないだろうか。 |
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E.sp.aff.spinea1 |
E.sp.aff.spinea2 |
E.sp.aff.spinea3 |
Augea capensis |
Pofadderの町に戻る。<続く> |