作戦日誌 | Mission 03 |
作戦段階 | 第2フェイズ:南アフリカ共和国 北ケープ州侵攻 第3フェイズ:南アフリカ共和国 西ケープ州侵攻 |
作戦開始地点 | Springbok |
6時40分、起床。睡眠不足解消には至らないが、疲れはとれた。 7時05分、朝メシを食べに別棟に行く。トースト・ハム・ソーセージ・チーズ・フルーツ・ヨーグルトを食べた。食後、部屋に戻って出発の準備。それが終わった後に受付に行って、宿帳への記入と支払いを済ませた。ついでに受付係のおっちゃんにお願いして古新聞をもらう。公衆電話について訊いてみると、携帯電話の普及に伴って公衆電話の利用者が減り、台数が減ったうえにメンテナンス状態が悪いのでほとんど使えないだろうと言われた。カード払い式と硬貨払い式があるが、後者は絶望的とのこと。困ったなぁ〜。 |
宿泊したB&Bにて |
宿に植えられていたAloe dichotoma |
8時45分、12℃。宿を出発する。付近で見つけた公衆電話で試してみたが、何度やっても硬貨がそのまま返却口に出てきてしまい、使用できない。投入する硬貨の種類を変えても結果は同じだった。移動して別の公衆電話で試してみても同様。公衆電話から嫁に連絡することを諦め、ガソリンスタンドで満タン給油する。給油中に2台のフェラーリが入ってきて、彼らも給油し始めたので記念撮影。ドアにはオーナーズクラブのロゴが入っている。昨日、Carolusbergで数台のフェラーリが東から走ってくるのを見たが、オーナーたちはこの町で一泊したんだろう。金持ちと貧乏人は世界中どこに行ってもいるね。 |
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フェラーリ2台に挟まれての給油 |
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9時10分、13℃。Springbokの町を出て、N7号線を南下する。 9時50分、15℃。Kamieskroonの町を通過。 10時10分、N7号線からKlipfonteinに至る道の入口に到着。連絡しないで放置しておくと大変なことになるのが目に見えているので、通話料金を心配しながら携帯電話から嫁に国際電話をかけてみる。しかし、出ない。まあ、着信履歴が残ればいいや。それよりゆーふぉ探しをしよう。 ★★★Mission 03−1 ターゲットはこいつだ!★★★ この地で狙うのはE.brakdamensis。1915年にNicholas Edward Brownによって記載されたタコ物(個人的には「広義のタコ物」ではあるが、「狭義のタコ物」ではないと考えている)。E.filiflora(魔女の簪)の近縁種。南アフリカ共和国 北ケープ州の北西部に分布している。2013年の遠征で模式産地のBrakdamを見つけたが、航空偵察で見るとフェンスとゲートで中に入れないようだ。今回はBrakdamの10km弱南でハントする。 |
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Klipfonteinに至る道の入口にて Klipfonteinに至る道の入口付近の様子1 Klipfonteinに至る道の入口付近の様子2 |
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N7号線からKlipfonteinを目指して西に進みながら索敵する。 |
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N7号線−Klipfontein間の景色1 |
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名無しの盛り合わせ |
Didelta sp.aff.carnosa |
Zygophyllum sp. |
Mesembryanthemum sp. |
N7号線−Klipfontein間の景色2 |
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名無し3−1−1 |
Drosanthemum hispidum(花弥生) |
N7号線−Klipfontein間の景色3 |
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メセンはいろいろあるのだが、お目当てのE.brakdamensisは見当たらない。やがてKlipfonteinの集落が見えてきた。丘の斜面に家々が点在している。 |
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Klipfonteinの集落 |
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町の北側で索敵してみたが、E.mauritanica(蒼竜)以外のゆーふぉを見つけることはできなかった。模式産地に近く、航空偵察で見て地形的に分布しているんじゃないかと思ってたんだけどな〜。フィールドレポートの記録を見つけられなかったから、ここに分布しているという根拠はなかったんだけど。。。 |
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Klipfonteinにて1 Klipfonteinにて2 |
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蒼竜 |
蒼竜をアップで |
タイムスケジュールより大幅に遅れているので、E.brakdamensisを諦めてN7号線に戻り、南下を続ける。<続く> |