Ｃｌａｎｗｉｌｌｉａｍの町に着き、まずはメインストリート沿いにあるスーパー　ＳＰＡＲでお買い物。食料補給のパンとコーラを買った。今日は朝から何も戦果なし。アブドーラ=ザ=ブッチャーの額のように傷ついた俺の心を今すぐに癒してくれるのはコーラしかねぇ！ヤケ酒ならぬヤケコーラをあおりながら、Ｒ３６４号線で町の東へ。 　★★★Ｍｉｓｓｉｏｎ　０３−４　　　ターゲット見学するのはこいつだ！★★★ 　この地で狙う見学するのはＥ．ｔｕｂｅｒｃｕｌａｔａ（緑仏塔／京楽キリン／阿修羅）。１７９７年にＮｉｃｏｌａｕｓ　Ｊｏｓｅｐｈ　ｖｏｎ　Ｊａｃｑｕｉｎによって記載されたタコ物。南アフリカ共和国　西ケープ州の西部に分布している。Ｅ．ｃａｐｕｔ−ｍｅｄｕｓａｅ（天荒竜／王孔雀丸）に酷似し、シノニムとする説もある。両種の違いを自分で確かめるべく、模式産地で本物の緑仏塔を見る。 　昨年ブログのこの記事で書いたとおり、ストリートビューで遠征のルートを事前索敵していた時に緑仏塔を見つけたので、もうそこのポイントに行くだけなので簡単だ。緑仏塔が分布しているポイントのすぐ近くに牧場の建物があるので、まずはそこに行ってフェンス内への立ち入り許可をもらう。黒人の使用人しかいなかったが、快くＯＫしてくれた。 　ワクワクしながらフェンス内に入ると、あちこちに巨大な緑仏塔が生えている。デカイ！！！最も大きな株は全幅２ｍほどもある。こりゃあ凄い。こういう巨大株、１株でいいから欲しいなぁ〜。プロレス界ビニールハウスのど真ん中に植えたいなぁ〜。

これが本物の緑仏塔だ！
開花している株もあるし、既に結実している株もある。結実しているものの中には既に茶色に色付いていて、まだちょっと早いかなとも思うが、数日後には弾け飛びそうな感じのものもある。　（★￣∀￣★）ニヤリ 　ゆっくりもしていられないので、名残惜しいけどここを離れる。去り際に牧場の使用人に緑仏塔の現地名を訊いてみた。もちろん答えを知ったうえでだ。彼は悩んだ末にこう答えた。
「ブッシュフラワー」
Ｎｏｒｄｐｏｌちゃうんかい！そこらに生えてりゃ、みんなブッシュフラワーでしょうに。まあ、植物に興味がない人にとってはその程度かもしれない。馬の耳に念仏を唱えてもしょうがないので、礼だけ言って立ち去る。＜続く＞