Ｔｙｌｅｃｏｄｏｎ　ｐａｎｉｃｕｌａｔｕｓ（阿房宮）１	名無し４−５−１
Ｍａｔｊｉｅｓｆｏｎｔｅｉｎから北西に向かうグラベルロード沿いの景色１
名無し４−５−２	Ｃｒａｓｓｕｌａ　ｓｐ．ａｆｆ．ｄｅｌｔｏｉｄｅａ（白鷺？）
名無し４−５−３	Ａｄｒｏｍｉｓｃｈｕｓ　ｔｒｉｆｌｏｒｕｓ
Ｃｏｎｏｐｈｙｔｕｍ　ｓｐ．	名無し４−５−４
Ｍａｔｊｉｅｓｆｏｎｔｅｉｎから北西に向かうグラベルロード沿いの景色２ Ｍａｔｊｉｅｓｆｏｎｔｅｉｎから北西に向かうグラベルロード沿いの景色３
Ｔｙｌｅｃｏｄｏｎ　ｒｅｔｉｃｕｌａｔｕｓ（万物想）１	阿房宮２
阿房宮とＴｙｌｅｃｏｄｏｎ　ｗａｌｌｉｃｈｉｉ（奇峰錦） Ｔｙｌｅｃｏｄｏｎの競演	奇峰錦１
奇峰錦２	名無し４−５−５
阿房宮３	Ａｌｏｅ　ｍｉｃｒｏｓｔｉｇｍａ（華厳錦／八千代錦／星光錦／美国錦）
Ｍａｔｊｉｅｓｆｏｎｔｅｉｎから北西に向かうグラベルロード沿いの景色４
万物想２	名無し４−５−６
Ｃｏｔｙｌｅｄｏｎ　ｓｐ．	名無し４−５−７
Ｃｒａｓｓｕｌａ　ｐｙｒａｍｉｄａｌｉｓ（緑塔）	Ｃｒａｓｓｕｌａ　ｍｕｓｃｏｓａ
名無し４−５−８	名無し４−５−８をアップで
ｉＳｐｏｔのこのフィールドレポートの丘も探してみたが、多頭キリンを見つけることはできなかった。 　１８時４０分、１９℃。太陽は地平線に沈み、薄暮の中で続けていた索敵ができるのもあとわずか。もう暗くて植物の写真も撮れない。模式産地まで来たのに見つけられないのかぁ〜。
ちくしょうっ！ もう時間が無い もっと時間が欲しい！ 多頭キリンを探す時間が欲しい！！ 時間をくれぇーっ！！！ 現地球の多頭キリンめざし 周囲の人間の犠牲を積み続ける それがお前だ 家族の犠牲の上を 職場の同僚の犠牲の上を そのどちらでもない名も無き人間の犠牲の上を お前は踏みしだいてきた 唯一つの渇望（おもい）がゆえに そして今 あなたの多頭キリンへの道は跡切れた ･･････でも　見なさい 何度も何度も練り直した遠征のスケジュール その残りの一日一日 コースの修正を何度も何度も重ねながらもあなたを待っている 罪深い旅路の途中であなたに残されているもの･･･ 残りの日々はあなたを許すでしょう たとえ　今は絶望に打ちひしがれていても あなたを暖かく迎え入れるでしょう そして あなたは遠征を続けていける 傷ついた心を残りの日々に委ねて すべてを過去にかえて 夢の残骸（ざんがい）に埋もれて それが人の造りし神の慈悲（ばつ） だが　それでも思い果てぬなら 　 さすれば多頭キリンを探す１日の時間を授からん ･･････そう 何十のタコ物 何百のゆーふぉの中で 唯一種　お前だけが 唯一種　お前だけが
脳内「蝕」により、残りのスケジュールを１日潰して、明日もこの周辺で多頭キリンを探すことを決めた。修正に修正を重ねて練り上げたルートだし、１日１日にハントしたいタコ物を限界まで詰め込んでるからスケジュールの変更はしたくないけど、やっぱり多頭キリンは別格なのだ。 　結論が出たら、今夜の宿探し。まずはＭａｔｊｉｅｓｆｏｎｔｅｉｎに行く。ここは駅の前の道に数戸の建物があるだけで、町とか村とかというレベルではない。道を歩いていたおっちゃんに訊いてみると、ここにはＢ＆Ｂはないとのこと。仕方ないので、最寄りの町であるＬａｉｎｇｓｂｕｒｇに行くことにした。 　１９時１０分。Ｌａｉｎｇｓｂｕｒｇ着。Ｂ＆Ｂを探して車で住宅街を流していると、交差点でおばちゃんがいたので訊いてみた。１ブロック先に友人が経営しているＢ＆Ｂがあると案内してくれて、「Ｇｏｌｆ　Ｖｉｅｗ　Ｂ＆Ｂ」という名の宿の前で携帯電話でオーナーに連絡も取ってくれた。おばちゃん、ありがとう。大きい部屋と小さい部屋があるというので、先に小さい部屋を見せてもらう。２ｍ×５ｍほどの飾り気の無い部屋に、ベッド・テレビ・冷蔵庫・温水シャワー・トイレの設備。車中泊よりはるかに良いので、大きい方の部屋を見ずにここに決めた。これで朝食付き４７０ランド（約４７００円）はちょっと高いだろって感じだが、まあ良しとしよう。 　チェックインの手続きをして、部屋でのんびりする。昨日Ｃｌａｎｗｉｌｌｉａｍで買ったパンと今日Ｃａｌｉｔｚｄｏｒｐで買ったレタスを食べて晩メシとする。 　２１時１５分。早めに就寝。

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