RietbronからR306号線を南東に向かう。コーラを飲みながら運転していると、15分ほどで雨があがった。なんとか日没までにE.crassipes(倶梨伽羅玉)を見つけたい。思いはそれひとつだ。


R306号線沿いの景色1


名無し9−4−1


名無し9−4−2

 13時50分、19℃。Rietbronから7kmほど走った所で停車し、周囲を索敵する。

スタッフが一生懸命、一生懸命探しました。

倶梨伽羅玉、見つかりましたよ。

・・・

おいおい、この流れは・・・

『バラ珍』じゃねーかw
(↑『嗚呼!バラ色の珍生!!』のこと ネタが古いなw)

 車からわずか30mほどしか離れていない灌木の根元に倶梨伽羅玉を発見!しかも2株!!よっしゃーっ!!!


これが倶梨伽羅玉だ!


大きい方の株


大きい方の株を上から


大きい方の株を横から


小さい方の株


小さい方の株を上から


小さい方の株を横から


倶梨伽羅玉の分布地の様子

 やっと見つけることができた野生株。メチャメチャ嬉しい。やったゼ〜!!!ついに昨日からの念願が叶った。







 もう少しだけ周囲を探してみたが、他には見つけることはできなかった。偶然停車したポイントで倶梨伽羅玉を見つけることができたのは本当にラッキーだ。飛び上がって喜びたいところだが、こういう時こそ冷静にならなければならない。東ケープ州とはいえ、油断できないからだ。昼メシを食べていた時に同じ方向に走って行ったパトカーが戻って来るかもしれないし、索敵と写真撮影をしている間も3台の車が通過していったからパルチザンが通る可能性もある。周囲をもっともっと索敵したい気持ちはあるが、長居はやめておいた。


玄峰再登場

 14時30分、19℃。倶梨伽羅玉を見つけたポイントから500mほど走った所が先ほどと同じような環境だったので再度索敵してみた。しかし、何も戦果なし。その後も何度か停車して索敵したが、戦果はなかった。朝から数多くの潅木の根本をチェックしたが、見つけることができた倶梨伽羅玉はたったの2株。偶然停車した所で見つけることができたのはすごい幸運だった。


R306号線沿いの景色2


R306号線にて
看板は「R332」って書かれているけど、間違ってねぇか?

 R306号線を南東に進んでいくと、次第に植生や地面の様子が変わっていき、倶梨伽羅玉はもうないだろうと思われた。地面には赤茶色の石が多く転がっている。停車して景色の写真を撮っていると、フェンスの向こうにブーファンが見えた。フェンスを乗り越えてまで撮影するようなものでもないのでスルー。


R306号線沿いの景色3


R306号線沿いの景色4

 15時20分、19℃。目的地に到着した。<続く>





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