大昔の賢者が残したこの言葉について、
無神論者の俺は「若いうちに人生をエンジョイしとけ。ただし、自己責任でな。」と解釈して実践してきた。
世間的にはもう「若者」と言われる歳ではないが、
今も昔と変わらず心は熱くたぎっている。
心まで老いるのは自分の体が思い通り動かなくなってからでいい。
今の俺にとってアフリカこそが「心のおもむく」場所であり、「目の望む」場所。
2013年の遠征の計画段階から南アフリカ共和国を何度かに分けて訪れようと思っていたし、
実際に現地に行ってみてすごく楽しかったから、
前回の遠征中から既に絶対にまた戻ってこようと思っていた。
子供を授かったことで2014年中の遠征は諦め、
2年間しっかりと準備をして2015年中にまたアフリカに戻ろうと計画を立てた。
初めてのアフリカ行きとなった2013年の遠征のコンセプトは「情報収集」。
この遠征を威力偵察と位置付け、
現地におけるゆーふぉへのアプローチの仕方・旅の仕方・その他様々なことについて、
直接自分で見る・聞く・知ることで本格的な遠征に必要となる様々なノウハウを得ることに重点を置いた。
それを踏まえた2015年の遠征のコンセプトは「全てはゆーふぉのために」。
ゆーふぉの分布地についての情報を前回の遠征の時よりもより詳細かつできるだけ多く収集し、
その情報を基にルートを綿密に練り上げ、
ランニングをして朝から晩まで動き回ってもバテないよう心身を鍛え上げ、
現地では前回の遠征の経験と反省を活かして朝から晩まで全力でゆーふぉ狩りに邁進する。
全ては、1種でも多く、1株でも多くのゆーふぉを見つけたいという一念だ。
自分の家族を持つ以上、俺は夫であり、父である。
もちろん仕事だってある。
だが、時には背負っているものを全て忘れて1人の漢として冒険に出たい。
精神と肉体を限界近くまで追い込んで好きなゆーふぉをひたすら追う日々を過ごしたい。
そんな我侭を抑えられないのだ。
それがゆーふぉるびあ=じゃんきー。
それでこそゆーふぉるびあ=じゃんきー。
再び彼の地へ。
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